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=== 『ロボット・オペラ』『ロボット・オペラ ROBOT OPERA: An Anthology of Robot Fiction and Robot Culture』(2004) ===
「[[1999年のゲーム・キッズ]]」シリーズより「[[高校教師]]」、「[[恋人]]」、「[[共犯者]]」の3作を収録。
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<div style="font-weight:bold;">単行本情報</div>
<div class="mw-collapsible-content">
: 2004年6月25日初版第1刷発行
: 編著者: 瀬名秀明
: 著者: --------------------------------
: ブックデザイン: 泉沢光雄
: カバー写真: Getty Images
: カバー印刷: 萩原印刷
: 発行者: 篠原睦子
: 印刷所: 萩原印刷
: 製本所: ナショナル製本
: 発行所: 株式会社光文社
: ISBN: 4-334-92437-9
: NDL書誌情報 http://id.ndl.go.jp/bib/000007399286
: Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4334924379/wcat-22
<blockquote style="border: 1px solid #000; padding: 1em;">(序文より)</blockquote>
'''収録内容'''
*まえがき アトムの世紀をつくったこの物語たち
*第一章 一九三〇年代まで 神話からチャペック『R.U.R.』へ
**自動チェス人形 (1899) アンブローズ・ビアス / 奥田俊介【訳】
**人造人間殺害事件 (1931) 海野十三
**孤独な機械 (1932) ジョン・ベイノン・ハリス / 金子浩【訳】
**愛しのヘレン (1938) レスター・デル・レイ / 福島正美【訳】
**池内紀「チェコの人形劇」
*第二章 一九四〇年代 アシモフのロボットSFと第二次世界大戦
**うそつき (1941) アイザック・アシモフ / 小尾芙佐【訳】
**美女ありき (1944) C・L・ムーア / 小尾芙佐【訳】
**川合康雄「アメリカSF雑誌とロボットSFアート」
*第三章 一九五〇年代 原子力の未来と鉄腕アトムの誕生
**ドン・キホーテと風車 (1950) ポール・アンダースン / 金子浩【訳】
**にせもの (1953) フィリップ・K・ディック / 大森望【訳】
**胸の中の短絡 (1954) イドリス・シーブライト / 安野玲【訳】
**鉄腕アトム サンゴ礁の冒険 (1954) 手塚治虫
**世界も涙 (1957) ブライアン・W・オールディス / 小尾芙佐【訳】
**ボッコちゃん (1958) 星新一
**松原仁「鉄腕アトム論」
**中村仁彦「鉄腕28号の時代」
*第四章 一九六〇年代 輝かしい宇宙時代
**レオノーラ (1962) 平井和正
**オートマチックの虎 (1964) キット・リード / 朝倉久志【訳】
**フロストとベータ (1966) ロジャー・ゼラズニイ / 朝倉久志【訳】
**孤島ひとりぼっち (1969) 矢野徹
**高橋良輔「ロボットアニメとエンターテインメント産業」
**星野力「誤解して共生する」
*第五章 一九七〇年代 WABOT登場
**素顔のユリーマ (1972) R・A・ラファティ / 伊藤典夫【訳】
**愛のロボット (1973) 田辺聖子
**最後の接触 (1976) 堀晃
**田所論「サンダーバード」
*第六章 一九八〇年代 ロボット元年来たる
**ロデリックより抜粋 (1980) ジョン・スラデック / 柳下毅一郎【訳】
**告別の挨拶 (1985) 大原まり子
**杉原知道「ロボットらしく、ロボットらしくなく」
*第七章 一九九〇年代 二足歩行ロボットの衝撃
**ボヘミアの岸辺 (1990) ブルース・スターリング / 嶋田洋一【訳】
**高校教師・恋人・共犯者<1999年のゲーム・キッズ>シリーズより (1993-1995) 渡辺浩弐
**誘拐 (1995) グレッグ・イーガン / 山岸真【訳】
**山岸真「グレッグ・イーガンの"ロボット"SF」
**梶田秀司「2足歩行制御の問題点は何か」
**前田太郎「パワードスーツのサイエンス : 創作と想像の狭間で」
*第八章 二〇〇〇年代 アトムの誕生日、そして"未来のかけら"
**KAIGOの夜 (2000) 菅浩江
**コスモノートリス (2002) 藤崎慎吾
**柴田智広「ロボットで人間の知能を知る」
**難波弘之「ロボットと音楽」
**江尻正員「ロボット学会のこれまでと未来」
**日下三蔵「ロボット漫画の系譜」
*主用参考文献、およびロボット文化をさらに知るための150冊 / 瀬名秀明
<blockquote style="border: 1px solid #000; padding: 1em;">
瀬名秀明と第一線研究者による解説記事と、古今東西の傑作ロボット・フィクションが一堂に会した世界初! 究極最大のロボット・アンソロジー!
人間のイマジネーションは科学や技術を発展させ、また同時に物語を含む文化を生み出してきた。 両者は互いに刺激を与え合うことで、新しいヴィジョンをつくり上げてきたが、なかでもロボティクスはその関係性が極めて密接である。 生命科学など他の分野ではおよそ考えられないほどヴィヴィッドに、両者の相互作用が働いているのである。科学と物語の関係を、ロボティクスを通して立体的に俯瞰することはできないだろうか。
本書は書き下ろしの解説記事と古今東西の傑作ロボット・フィクションを一堂に会することで、ロボットの科学・文化・物語をまるごと総括しようと試みたアンソロジーである。 カレル・チャペックの『R.U.R.』が世に登場し、アイザック・アシモフが「ロビイ」を書く直前の一九三〇年代までを第一章として纏め、その後は十年ごとに区切り、それぞれの時代を代表するロボット・フィクションを紹介する。 各章には瀬名による総説と、第一線で活躍する研究者や作家たちによる短い解説を併載した。また巻末にはブックガイドを兼ねた主用参考文献を付して便宜を図っている。(帯より)</blockquote>
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=== 『ひとにぎりの異形 異形コレクション』(2007) ===