2007年11月1日から2008年1月29日にかけて少年アルケミストにて連載された小説。未完。イラストは津田晶。
ブログシステムを使った小説で物語は毎日更新された。本文は渡辺浩弐ではなく、登場人物である日月時男と偽時男が更新しているという体で物語は進んでいく。いわゆる第四の壁の破壊に取り組んでおり、2006年12月発表のメール小説『[[iKILL2.0]]』や、2011年8月開始の『死ぬのがこわくなくなる話』に連なる作品である。渡辺は「ウェッブコンテンツは自己増殖的に成長し得るものであり、初期設定が万全であれば、そこから小説ないしゲームが自動的に立ち上がっていくのではないかという仮説に基づく実験。ていうか、毎日書かれ毎日読まれるブログという形式に可能性を感じているわけです。」』や、2011年8月開始の『[[死ぬのがこわくなくなる話]]』に連なる作品である。渡辺は「ウェッブコンテンツは自己増殖的に成長し得るものであり、初期設定が万全であれば、そこから小説ないしゲームが自動的に立ち上がっていくのではないかという仮説に基づく実験。ていうか、毎日書かれ毎日読まれるブログという形式に可能性を感じているわけです。」<ref>渡辺浩弐の日々是コージ中 第334回</ref>と述べている。この三作品はともに毎日更新される物語である。
連載開始から2007年12月1日までと2008年1月1日分から連載終了までの二部構成になっている。第一部が終了した翌日の12月2日には「時男は誰だ?」というキャンペーンが始まった。日月時男本人から「日月時男の正体を当ててくれ」と問われ、正体予想をメールで送るというもの。正解者先着100名に時男の血判入りプレミアム認定書を発行する予定だったが、正解者は100人に到達せず、時男の正体も明かされないまま物語は未完となった。
:(4) http://rkmg.higu.biz/index.php?a=alche&m=1&page=5&story_idx=4&list_idx=190
== 出典、リンク 出典、リンク、注釈等 ==
<references />
[[カテゴリ:主題|ひ]]