『2999年のゲーム・キッズ(上)』(2013)
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『2999年のゲーム・キッズ(上)』(2013)は渡辺浩弐による「2999年のゲーム・キッズ」シリーズの単行本。下巻である『2999年のゲーム・キッズ(下)』(2013)とあわせ、シリーズの作品を網羅した単行本。
2999年のゲーム・キッズシリーズの単行本 |
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シリーズの一部分を単行本化したもの
完全版 二分冊版 |
単行本情報
『2999年のゲーム・キッズ(上)』(2013)
- 2013年3月7日発売
- Illustration: 竹
- 発行: 星海社(星海社文庫 レーベル)
- ISBN: 978-4-06-138944-1
- NDL書誌情報 http://id.ndl.go.jp/bib/024279436
- Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4061389440/wcat-22
本書は、2008年に講談社から刊行された『2999年のゲーム・キッズ 完全版DX』を、改稿のうえ文庫化したものです。(奥付より)
収録作品
- シカの話
- マリーの話
- バッツィーの話
- パウの話
- スタルトの話
- オッペンの話
- リセの話
- メモリカの話
- いろいろな人々の話
- 聖人プログラム
- 「本当のおしゃれ」
- 「夢キャスト」
- 「ナチュラル・ボーン・キラー」
- 「恋人製造工場」
- 「青春時代」
- 「密室殺人事件、ただし目撃者一万人」
- 「カード・マジック」
- 「シュレディンガーの受付嬢」
- 「かけがえのない部品」
- 「天国は満員」
- 「ネコX」
- 「大予言」
- 「眠れる美女」
- 「家のない人」
- 「差額の精算」
- 「聖人プログラム」
- 「気にくわない顔」
- 「ドミノ倒し」
- 「自動筆記」
- 「笑顔」
- 「リサイクル」
- 「1:5000」
- 「5000:1」
- 「バブルの夢」
- 「頭の良さ」
- 「十匹のアリ」
- 「生まれない赤ん坊」
- 「なんでもない話」
- 「少年とネコ」
- 「おばあさんとネコ」
- 「赤+青=?」
- 「速送り」
- 「二つの人生」
- 「別れる方法」
- 聖人プログラム
この街は、「幸せの約束された完全都市」のはずだった。超未来の闇と光の群像劇、開幕!
“ヒト”が創造主と化したはるか未来。「塔」があらゆるものを管理し、完璧な幸福が実現しているはずの“街”に、“彼ら”は暮らしていた。髪、顎、鼻、唇、目、記憶、そして子供……。あらゆるものが取替え可能な閉鎖都市。嫌な記憶は消せばいい。めんどうな子供はスイッチを切ればいい。みんなそうしてる。だれも疑わない。誰にとってもいちばん大切なもの、それは“自分”だから……。はるか未来で繰り広げられる、人であって人でないものたちの、闇と光の物語。渡辺浩弐の伝説的傑作、ここに復刻。(帯・ジャケットより)