『2000年のゲーム・キッズ(下)』(2012)

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2000年のゲーム・キッズシリーズの単行本
三分冊版

二分冊版

『2000年のゲーム・キッズ(下)』(2012)は渡辺浩弐による2000年のゲーム・キッズシリーズの単行本。

上巻である『2000年のゲーム・キッズ(上)』(2012)とあわせ、シリーズの作品を基本的に網羅した単行本。シリーズで収録されていない作品は、友達バー器用な奴基地外ラブ・レターの4作。これら4作は旧版にて収録されている。具体的には『2000年のゲーム・キッズ』(1997)『2000年のゲーム・キッズ』(2000)友達バー器用な奴が、『夢ビデオ』(1997)基地外が、『バーチャル・アイドル・クラブ』(1998)ラブ・レターが収録されている。

単行本情報

『2000年のゲーム・キッズ(下)』(2012)

2012年12月10日発売
Illustration: 竹
発行: 星海社(星海社文庫 レーベル)
ISBN: 978-4-06-138941-0
NDL書誌情報 http://id.ndl.go.jp/bib/024100154
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4061389416/wcat-22

本書は一九九七年から一九九八年にアスキーから刊行された同名の単行本を底本とし、改稿、追稿の上文庫化したものです。

(『2012年のゲーム・キッズ』初出:エンターブレイン「週刊ファミ通」2006年7月14日増刊号掲載 原題:『1986年エミュレーター』)(奥付より)

収録作品

夢を録画再生できる"夢ビデオ"、世界記録のために生まれた双子(ふたご)のマラソンランナー、自殺の練習ができるカプセル錠、成績上位者だけが生き残る"国民ランキング"、生後間もない息子を殺した夫婦が時効直前に自首したある"理由"、殺人者予備軍の転校生が受けた"特殊な治療"……。

このちょっと怖い未来の話は、あなたが暮らす"たった今"の続きの話。感じる恐怖がリアルなのは、今もそれを感じているから。渡辺浩弐の描く、5ページ×50篇の、ショートショートSF。伝説的傑作、ここに復刻。 (帯・ジャケットより)