『「ひらきこもり」のすすめ』(2002)

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『「ひらきこもり」のすすめ デジタル時代の仕事論』(2002)は渡辺浩弐による単行本。本Wikiでは「『「ひらきこもり」のすすめ』(2002)」としてページを作成している。

2002年6月24日(?)から2002年9月24日(?)にかけてGTVサイト上で連載された「ひらきこもりのすすめ」を単行本としてまとめたもの。『ひらきこもりのすすめ2.0』(2007)は本書の増補改訂版だが、本書の第5章部分は収録されていない。

単行本情報

『「ひらきこもり」のすすめ デジタル時代の仕事論』(2002)

2002年11月20日発売[1]
2002年11月20日第一刷発行
著者: 渡辺浩弐
発行者: 野間佐和子
発行所: 株式会社講談社(講談社現代新書 レーベル 1631)
装幀者: 杉浦康平+佐藤篤司
印刷所: 凸版印刷株式会社
製本所: 株式会社大進堂
カバーイラスト: 横山裕一
ISBN: 4-06-149631-X
NDL書誌情報 http://id.ndl.go.jp/bib/000003614963
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/406149631X/wcat-22

収録内容

  • 【第1章】 資本主義から自分主義へ
    • 労働はもう美徳ではない
    • 資本主義の最後っ屁"ITバブル"
    • 新しい快楽主義が見えてきた
    • 会社にいる意味は本当にあるのか
  • 【第2章】 遊びの延長を仕事にする
    • 努力のベクトルは間違っていないか
    • 仕事中毒は悪いことではないけど
    • プロよりマニア、の時代
    • 「好き」を加速していく
    • 楽して儲けるスタイル
    • 才能の話は本当はどうでもいい
    • ちょっとしたコツでプロになれる
    • 僕を見たら千円ください
    • デジタル吟遊詩人の夢
    • そんなに甘い話があるか
  • 【第3章】 自分を見つけるためには
    • 自分で自分を選べる時代
    • 巨乳についての私見
    • デジタルツールで自分探し
    • パソコンだけではない
    • 先祖返りする音楽
    • ポケモンやプリクラから始まったこと
    • 自分撮りの効能
  • 【第4章】 それで世界はこう変わる
    • 例えばプレイステーション2で
    • 住基ネットに対抗せよ!
    • 家庭用ビデオでよかったなんて
    • 密室から世界に向けて
    • 五十年ぶりの革命
    • コギャルからハリウッドまで
    • 撮られるより速く撮る
    • 視覚の常時接続
    • コンテンツ不足一挙解消
    • それでも作れない人は
    • DJのクリエイティビティー
    • 一億チャンネルをどう見るか
    • 新しい国境
    • 学校はどうしよう
    • 情念は時空を超える
    • ひきこもりつつ覚醒する
  • 【第5章】 実践篇 <インタビュー>
    • 秋元きつね
      • ノリが大切
      • 鎖国を意識的にやってみる
      • おもしろがられたい!
      • 植付けの難しさ
      • ソバ屋でDVDを売る
    • 木ノ花さくや (西野つぐみ+にしの公平)
      • マンガを動かそうとして
      • どんなに忙しくても
      • 編集者との食い違い
      • SMAPがやってるくらいだから……
      • ネットで正のエネルギーが集まる
      • ポジティブなエネルギーの力
    • 鈴木裕史
      • 三十歳で仕事を中断して留学
      • 孤独と向き合うことも必要
      • 好みと好みがリンクしていく
      • 地上波はアンプリファイアー
      • デジタル放送では個人性を
      • 寄付のつもりで本を買ってくれる読者
      • 個人の価値が数値化される

「会社で仕事をする」時代から「好きなことが仕事になる」時代へ(帯より)

好きなことを自己表現しよう。ネットで世界中に発信しよう。組織を頼らない新しい仕事論を具体的に提示する。(ジャケットより)

出典、リンク、注釈等

  1. 投げ込みの「2002年11月の今月の新刊」に本書があること。講談社現代新書は「毎月20日発売」と記されていることから判断した。