ロボット・オペラ

インデックスに戻る
ロボット・オペラ 表紙 単行本 (ハードカバー)
\4700 + tax
瀬名秀明監修 アンソロジー
光文社
2004年6月25日発行
ISBN4-334-92437-9
約780ページ
他サイト書誌情報 : amazon[AA] NDL

説明

瀬名秀明さんによる、国内外を問わず、ロボットをテーマとした作品を集めたアンソロジー。 収録作は時系列によって並べられており、ロボット、及びロボットをテーマとした作品の変遷が見て取れる様になっています。 渡辺さんの作品では「1999年のゲーム・キッズ」シリーズから『1999年のゲーム・キッズ』より「高校教師」、『マザー・ハッカー』より「恋人」、『デジタルな神様』より「共犯者」の3作がこのアンソロジーに収録されています。

人間のイマジネーションは科学や技術を発展させ、また同時に物語を含む文化を生み出してきた。 両者は互いに刺激を与え合うことで、新しいヴィジョンをつくり上げてきたが、なかでもロボティクスはその関係性が極めて密接である。 生命科学など他の分野ではおよそ考えられないほどヴィヴィッドに、両者の相互作用が働いているのである。科学と物語の関係を、ロボティクスを通して立体的に俯瞰することはできないだろうか。 本書は書き下ろしの解説記事と古今東西の傑作ロボット・フィクションを一同に会することで、ロボットの科学・文化・物語をまるごと総括しようと試みたアンソロジーである。 カレル・チャペックの『R.U.R.』が世に登場し、アイザックアシモフが「ロビイ」を書く直前の一九三〇年代までを第一章として纏め、その後は十年ごとに区切り、それぞれの時代を代表するロボット・フィクションを紹介する。 各章には瀬名による総説と、第一線で活躍する研究者や作家たちによる短い解説を併載した。また巻末にはブックガイドを兼ねた主用参考文献を付して便宜を図っている。(帯に書かれた<「まえがき」より>より)

収録内容

<「作品名 (年代) 作者>で表わされているのがロボット・フィクション作品、<人名「作品名」>で表わされているのが研究者や作家による解説です。

このページの最終更新日時 : 2008年12月27日18時52分